懐かシリーズ vol.36
165系電車。
前出の近郊型115系に対して、コンセプトを同じく
山岳・積雪線区向けの急行型としてデビュー。
やはり全国の直流電化区間を駆け巡った。
かつて、「特別急行」が高嶺の花だったころ
庶民派の行楽列車として
登山者やハイカーの足として活躍した。
最盛期は
立席ながらビュッフェも連結して
「佐渡」「アルプス」などの名門急行、
「信州」「妙高」では横軽間でのEF63重連の
牽引定数の関係から他線区の12~13連に対して
8連に制限されていたが、後に協調型派生種?と
いえる169系によりビュッフェ入り12連化され
活躍した。
昭和50年代に入り、特急列車の大衆化えお進めていた国鉄の施策によりビュッフェの営業休止~本数削減、
特急格上げなどにより衰退が進んだ。
末期は3連運用出来る便利さを買われ、
地方線区のローカル輸送を担った。
写真は
新宿駅で発車を待つ「かわぐち+かいじ」
背後のスカ色115系も今は思い出。。
1980