あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

惜別・489系電車。   ・・・そして・・

489系電車のスライドショーを作ってみました。
・・BGMにミキちゃんの 「 愛のフィナーレ 」 をお借りしていますが、
映像は電車ばっかりです。 悪しからず・・

惜別 ・ 489系電車クリップ集



昭和47年3月、それまで昼行客車急行であった 「 白山 」 。
これを電車特急に格上げし、スピードアップと輸送力アップをすることになった。
まあ、ボックスシートの客車10連?と二人掛ロマンスシートの特急電車12連では
さほど収容力に差は無かったと思うが、その4年前まで信越本線を走っていた
キハ82はくたか 」 などより大幅に速く上野~金沢を結んだようだ。

このルートは、直流-交流の電化方式の切替えがあると共に、
あの天下の険、碓氷峠が立ちはだかっていた。
そこで直流急行型169系で実績の出ていたEF63との 「 協調運転システム 」 を485系
設計に組み込み誕生した系列、489系。
他の幹線と変わらない食堂車入12連で、181系8連で喘いでいた 「 あさま 」 を
遥かに凌駕する姿で活躍を始めた。

それまでの関西型485系特急編成6M5T11連にサハを加えた12連という当初の姿は、
とくに冬季の妙高越えでトラブルが発生すると自走不能となり、誕生からほんの6年後の
53-10改正で、MG・CP付きサロを新製、14本の編成を10本の8M4T編成に組み換え、
雪害対策強化される。
これで、長野~直江津の豪雪山越え区間での信頼性向上( 同じ事情の上越線を行く
はくたか 」 もこの改正で向日町から金沢へ移管、共通運用化された )が達成されたが、
引き換えにサシを失った。 当時捻出余剰車として「つばさ」増発用に秋田への転属予定と
なっていたものの、編成から抜かれたサシ489は、金沢の 『 虎の子 』 489系の一員であり、
全14両のうち10・11・12の3両以外は同所のサシ481と差し替えられて金沢に残った。
( ココは想像・・ )

そして更に4年後の57-11改正でヨンパー一族最大のサプライズ、サシ489の編成復帰を果たす。
「 つばさ 」 の9連化や 「 いなほ 」の新潟移管などで秋田に行っていたサシが全車余剰と
なって金沢へ戻り、はれて 「 白山 」 に食堂車の復活となった。
しかしながらこれも60-3の東北・上越新幹線上野開業までの“ひとときの夢”で終わり、
全国的な特急の大衆化傾向に合わせ489系も9連と短くなってしまった。
3MG化用に組み込まれたサロも、いつしか先頭車改造のタネ車にされて 「 普通の 」 サロに
戻されてしまった。

その後、国鉄民営化に先立ち、貫通型編成3本の長野移籍のほか、再度の食堂車復活構想なども
あった様だが( ラウンジ&コンビニエンスカーで妥協・・ ) 「 白山色 」 への変更、延命
更新などへて、夜行急行 「 能登 」 へ進出、 あの長野行新幹線開業・「 白山 」 廃止・
横軽廃止・・・という本来の用途を失う改正以後も、金沢と東京を直結する使命を
今日まで担い続けた。

同じく上野~金沢を結ぶ寝台特急 「 北陸 」 とともに、北陸新幹線金沢開業までは運転・・
と思われたが、高速バスへの乗客のシフトでいつもガラガラの状態となり、この3月13日の改正で
共に 「 幕 」 となってしまった。

この事実は、歴史ある上野発金沢行列車の ( 一旦の ) 終焉を意味するものであり、
同世代である489系電車、14系寝台客車の“国鉄の主役”を担ったスターの退役でもある。



・・・そうなると、最後の上野発青森行列車であり、且つ超希少となった“ブルートレイン”の
「 あけぼの 」 の存在価値(あくまで「鉄」視点で・・)は非常に高いと言えるのでは・・・






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そして私、・・・現在の仕事を辞めることにしました!



この超不景気の中、イイ歳をして・・というのは紛れも無い事実ですが、
世の中で役目を終えた業界 ( 写真です ) の流れを見て、とても定年までは
持ちこたえられないだろう・・と日頃から覚悟はしていました。


そんな折、業務集約のため他事業所に ( 他県です ) 転勤辞令・・
業界全体の流れで、先細りは明らか。  給与4万加算で単身赴任しろと言われても、
アパートを借りれば毎月10万近くの出費は間違いなく、待遇は今流行の「名ばかり管理職」・・
いわば 「 合った話じゃない 」 条件・・・。

『 次・・ 』 に対する何の準備も貯金もないのですが、 「 遅かれ早かれ 」 の状況であること、
「 会社都合 」 でイイ事になったこと、 子供がまだオカネが掛からない ( 小学校1年&幼稚園 )
今のうちにと思い、決断しました。
書類上は3月20日まで・・ですが、もう行かなくてもいい程の有休・代休があるはずであり、早めに
次の行動に移ろうか・・というところです。


約25年務めた会社ですが、見切りをつけた・・・次第です。( 或いは 「 つけられた 」 のかも・・ )
今後、 「 茨の道 」 は覚悟しております。ただ、先へ行けばいく程あらゆる条件が悪くなるのも
目に見えており・・


・・・つまらない愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。
現在の心境としては、“第二の人生”をそれぞれ見事に開花させた 「 キャンディーズ 」 の3人を
お手本に頑張っていく所存です・・。




あっ、・・・もちろんこのブログは今までどおり続けますよ!
貴重な 「 財産 」 ですから・・(~_~;)