高崎線の115系。
元々の設計が、勾配・寒冷・積雪対応ということで
上野口のラッシュも加味した3扉仕様で
宇都宮と新前橋に配置されたのが始まりの型式。
1963年から、それまでの「湘南電車」80系に替わり
20年以上に亘る増備で、「山国」日本の
直流電化区間では殆んどのところで見られた。
1980年代後半ころから
次第に後進に道を譲るようになり、
21世紀に入るとともに上野口から消えてしまった。
今も新前橋に最終完成形といえる1000番代車が
健在だが、高崎線の運用はなく、
専ら上越・信越・吾妻・両毛各線のローカル運用。
国鉄末期から、ゲテモノ?カラーリングに変更された
車両も少なくなかったが、
現存の新前橋車は一貫した「湘南色」を堅持。
(他所から転入の極一部を除き・・)
115系の故郷で、115系の有終を飾るのかもです。
写真は
高崎駅運用時は少数派だった1000番代主体の編成
籠原 1986