あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

懐かしリーズ vol.243

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キセル編成・115系版」。


国鉄時代、車両を新製増備する際に
首都圏に新車をいれて、余った中古車両を地方へ

という風習?があり、

高崎線を走っていた7連組の115系
ある時期、山手線等でよく言われていた
「両端だけ冷房(新車)、まん中ボロい」という
意味でキセル編成と比喩されたのに似たような。。


昭和50年代初め、山陽本線とかで運用されていた
旧型国電80系を置き換える事となり
新車を投入することに。。

しかしご多分に漏れず?直接現地投入とはならず、
山陽線旧型車更新」名目で冷房付き新車115系
小山や新前橋に投入、トコロテン式に余った非冷房
初期車115系を現地に転属させる・・・。


しかし、新車は山陽地区用として6連組で
新製されているので、
元々7連の真ん中に組成されていたサハは
小山や新前橋に残され、
冷房新車6連の中間に再組成。

結果、まん中のサハ一両だけ冷房なし。。

という編成が多く走っていた。




しかし気の毒なのは山陽の現地。
せっかく置き換えられても
冷房なしの中古車で、座席数も減ったりして
(ラッシュ時以外は)苦情もあったとか。。




高崎線・新町~倉賀野     1979