あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

臨時快速・・・男鹿線8131レ 「 おが 」

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秋田夜行 『鳥海』の旅
https://tettd489.hatenablog.com/entry/20072615
の続きです。


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臨時快速・・・男鹿線8131レ 「 おが 」 で男鹿半島


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1981.5.4 8131レ 「 おが 」 男鹿行  秋田 8:58→10:02男鹿

 DD51 517 秋
10・オハフ15 38 (乗車)  全車・秋アキ
9 ・オハ 14 111
8 ・オハ 14 6
7 ・オハ 14 7
6 ・オハ 14 12
5 ・スハフ14 32  
4 ・オハフ15 3
3 ・オハ 14 2  指
2 ・オハ 14 5  指
1 ・スハフ14 4  指




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「 鳥海 」 同様、前夜上野を出てきた14系編成。秋田駅3番線に佇む。




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発車前のひととき。



秋田駅では20分ほど時間があり、ホームで写真撮影したり、うどんとジュースを買ってみたり・・  やがてホームに案内放送が流れる。 となりの2番線でEF81→ED75-700に機関車交換を終えた 「 日本海 」 が静かに青森へ向け旅立っていく。
こちら 「 おが 」 もそろそろ発車の時間である。 ガラガラの車内を見渡し、先頭のオハフ1538に席を取った。この列車は特急型14系使用ながら秋田から終点の男鹿まではそれまでの“急行”から“快速”となるので、最もデラックスな普通列車ということになる。この例は全国でもここと北海道だけである。



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車掌氏に発行してもらった補充券


程なく発車チャイムが鳴り、“プシュ!”という音と共にドアが閉まった。牽引のDD51 517のホイッスルが鳴り、ゆっくりと加速する。グリーン車の中でも特にシートピッチの広いスロ62から乗り換えたからかも知れないが、14系のシートピッチが非常に窮屈に感じた。特急車両全般に言えることだが、せいぜいあと10センチ広く出来ないものだろうか?・・ 仕方ないので前の席のシートをこちら向きに反転し、その上に足を投げ出した。
「さて、うどんでも食べるか!」ということで秋田で車内持込で買った月見うどんとジュースで腹ごしらえする。列車は土崎工場の脇をかすめて追分を過ぎ、いよいよ男鹿線に分け入っていく・・


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奥羽路の風景を肴にうどんとジュースを・・


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サクラの目立つ車窓


車窓は一面に松林が広がり、時折日本海が木々の陰に見え隠れする。そして驚いたことにこの辺り、サクラが見頃である。地元の高崎辺りでは4月初め頃が見頃であるが、ここまで来ると約一ヶ月の季節差があるようだ。



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天王~船越で八郎潟日本海を結ぶ川を渡る




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この長い編成が全く似合わない風景の中を行く


八郎潟の水門となっている川を渡り船越に着くと上り128Dと交換。この辺の駅にはどの駅にも共通した独特のイメージがある。・・それが何なのかは分からないが、とにかく他のローカル線とはどこか違う雰囲気である。
秋田を出て1時間と4分、定刻に男鹿駅ホームに滑り込む。 ・・まではよかったが、ホームをはるか通り過ぎてしまった。停車したときには前3両ほどがホームをはみ出しており、ホーム長は多分6両分くらいであろう、10両の 「 おが 」 が入るには少々短いようだ。


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ホームをはるか外れて男鹿到着。



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いかにもローカルな雰囲気の男鹿駅。 14系の方向幕はなぜか“富山”



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「 おが 」 編成は機回しを行い、折り返し8132レ秋田行となる。



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男鹿駅入場券 ・・・ケチって子供用