あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

1982.3  最後の上越特急雪景色撮影行-5


の続きです。


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新津まで230円の切符



信越本線高崎線を完走! 一気に?16時間で上野へ・・・・信越本線1322レ
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1982.3.20  信越本線1322レ 直江津行  新潟 5:55→10:13直江津

EF81 141      東新
○ス ハ40 2084   新ナオ
○ナハフ10 2008   新ナオ
○オハフ45 2204   北オク
○オ ハ47 2266   北オク
○オ ハ46 2031   北オク
○オ ハ47 2283   北オク
○オハフ45 2202   北オク    乗車



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まだ新しいEF81141が先頭に立って直江津へ   新潟駅7番線



3月20日、朝5時30分に眠い目をこすりながらホテルを出ると、天気はどんよりとして今にも雨が落ちてきそうだ。加えてさすがに寒い。
今日これから乗る1322-322-326-2326レのスジは、遠い昔の信越本線全通時の上り直通列車に近い時間帯 ( 新潟6:00→21:50上野とか・・ ) であり、そのころの旅の雰囲気に浸れるわけでもないが、毎日自宅前を走る客車列車の全貌を求めて乗ってみた。
発車の15分ほど前に新潟駅7番線のホームはまだ売店も開いておらず、静かな雰囲気。 最後尾のオハフ45 2202に乗り込んだが、この車内照明もまだ点いておらず、うす暗いままである。
程なく照明と暖房が入り、発車間際には客が10人ほどになった。  ・・トゥルルルルルル~・・「 間もなく7番線から直江津行の発車です。 次は亀田に停まります 」 雪害対応だろうか、この地方独特の電子ベルがホームに響き、駅アナウンスに送られて、いよいよ上野まで16時間、各駅停車の旅の始まりである。 信越本線完走を果たす各停列車であるが、細かくは新潟の隣りの越後石山と、横川の次の西松井田は通過する。・・西松井田は勾配の関係だが、越後石山はなぜだろう・・。
新幹線と白新線が入り混じる広い構内を抜けて、EF81を先頭に1322列車は新潟の郊外を走る。 ・・街はまだ眠っているようだ・・・。   ところで、この列車の新潟発車16分前の5時39分にも直江津行の115系・1328Mが走っている。 この16分の差が、直江津到着時間では1時間27分の差、所要時間にしても1時間11分の差である。 115系が特急並なのか、それともこちらが時代を超越しているのか・・
列車はいつしか新津に着いている。 天気は一向によくなる気配を見せなどころか、雲の厚みが増したようだ。 新津を出て古津を過ぎると、二条の光と共にホイッスルが流れ、ブルーの列車が車窓をよぎった。時刻表を見ると大阪から新潟を目指す寝台特急 「 つるぎ 」 らしい。 こちらは雪解けしたばかりの新潟平野の真中を単調なリズムで走っている。・・ 「 はたして、この列車に再び冬が来るだろうか?・・ 」 ふとそう思った。 この11月には上越新幹線も開業する。
羽生田に着くと、 「 後続の特急列車の待ち合わせを致します 」 という放送があった。  「 とき2号 」 の通過待ちである。ちなみに新潟をこの1322レより23分後の6時18分に出た 「 とき2号 」 は、信越本線のバイパス線である上越線を駆け抜け、この列車より11時間22分早い10時33分に上野に着いてしまう。 やはりこの列車が時代から大幅にズレていることは間違いない・・。 ( それを目当てに乗っているのだが・・ )




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羽生田で最初の通過待ち。 「 とき2号 」



列車は再び曇り空の下を走り出す。加茂・保内と過ぎ、東三条。ここでまた待避線に入り通貨待ち。・・やってきたのはEF81牽引のフレートライナー! ・・貨物列車にも道を譲る。ここは日本海縦貫線であり、貨物列車のほうが重要度が高いのである。
三条・東光寺を過ぎ、帯織で後続の 「 とき4号 」 を待つ。 1322レより53分あとに新潟を発った183系は、ここまで50kmそこそこの距離で抜き去ってしまうのだから大したスピードである。 
帯織を出て見附を過ぎるころにはとうとう雨が・・ 窓ガラスが雨粒にぬれる。 北長岡では青森行急行 「 きたぐに
https://tettd489.hatenablog.com/entry/23682067
と出会う。EF81に続く10系寝台車の客はもうみんな目覚めているようだ。続く12系座席車の窓は暖房で曇って温かそう。そしてオユ10をしんがりに 「 きたぐに 」 は去っていった。
長岡では17分の時間調整停車。その間に 「 佐渡2号 」 がやってきて上越国境をめざす。その間ホームに出て軽食を買い込む。 
長岡を出ると次は宮内・・と思ったら、 「 操車場前 」 という長岡運転所と長岡ヤードの中にある駅に停まり、いつの間にか増えていた乗客が沢山降りた。宮内を過ぎ、上越線と別れ、相変わらずの小雨の中を柏崎へ向かう。来迎寺ではまたも待避線へ、すると新潟7時30分発の特急 「 雷鳥12号 」 が駆け抜けていく。来迎寺を出て越後岩塚あたりは結構山の中を走り、残雪も目立つ。 ・・長いトンネルで峠を越えて塚山。なかなか静かな佇まいの駅だ。 長鳥を過ぎるころには残雪も減ってきて、さらに幾つかの駅を過ぎると柏崎到着。向こうのホームに越後線ディーゼルカーが見える。
この先は2年前に倉賀野まで一度通しで乗ったが、
https://tettd489.hatenablog.com/entry/20623506



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柏崎を出ると車窓に日本海が見えてくる。


3月も下旬の今、このあたり全く雪が無い。 発車して暫くすると、車窓右手に日本海が広がるが、もはや冬の荒々しさは無く、穏やかな波頭が春雨の中に煙っていた。


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独特の波よけ屋根のある青海川駅ホーム


・・・のちに 「 高校教師 」 の舞台に・・

~あまり観ていませんでしたが、すみきらん様の記事で知りました。



UP主さまお借りしますm(__)m





・・この波よけはその後新しくしたようだが、先般の地震で駅そのものが大きくダメージを受け、
復旧にかなり時間を要したのは記憶に新しいところです。










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夏は海水浴で賑わう笠島も静かに・・





海岸線は柿崎を過ぎるまで続いており、いつしか雨がやんだ。
日本海が見えなくなっても尚暫く車窓には松林が続く。寒々とした雲の下、非常に荒涼とした風景である。犀潟で貨物列車を追い抜き、黒井の手前で新潟行の特急 「 北越 」 とすれ違い、更に松林が続く中最初の終点である直江津へ、港への貨物線を右に見て定刻に到着。


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直江津到着。隣りは上野行169系急行 「 妙高2号 」