あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

奥羽本線1002レ「 あけぼの2号 」

秋田夜行 『鳥海』の旅
入道岬をあとに、再び秋田へ
https://tettd489.hatenablog.com/entry/24251547
の続きです。



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秋田から一路上野へ・・ 奥羽本線1002レ「 あけぼの2号 」



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寝台券と時刻表


1981.5.4 1002レ 「 あけぼの2号 」 上野行  秋田20:45→ 6:22上野

 ED75 724 秋
 カ ニ 24 5   全車・秋アキ
1 オロネ 24 4
2 オロネ 24 2 
3 オハネ 24 24 
4 オハネ 24 26 
5 オハネ 24 33 
6 オハネフ24 5 
7 オハネ 24 28 
8 オハネ 24 20 
9 オハネ 24 31 
10オハネ 24 16
11オハネフ24 6 (乗車13下)


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テールマークが美しいオハネフ24 6


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寝台にあった紙


秋田での待ち時間1時間は駅待合室でTVを見て過ごし、発車15分ほど前の20:30ころホームに入った。 「 あけぼの2号 」 の出る8番線ホームは53-10のときに増設されたホームで、まだ新しい。24系編成はもうドアを開けて待っていた。
前夜の 「 鳥海 」 の疲れもあり、すぐ寝台に潜り込んで寝ようと思ったが、編成メモを取りたいので一旦荷物を置き、再びホームに出る。
先頭に立つのは“赤ベコ”ED75724。奥羽、羽越線用に耐寒耐雪強化・塩害対策されたELである。続いて発電エンジンが唸りをあげるカニ24、そしてオロネ24が2両、このA寝台2両の編成は秋田夜行特有のものである。
そしてオハネ24が連なる。メモを終えて、売店でポテトチップとオロナミンCを買い込み寝台に戻る。検札を済ませ通路の補助イスで佇む。 ・・・やがて発車。
~皆様、本日は寝台特急 「 あけぼの2号 」 をご利用いただき有難うございます。この列車は秋田を出ますと、大曲、横手、十文字、湯沢、新庄、山形、大宮、・・え~山形を出ますと大宮まで停まりません・・終点上野の順でございます。
上野には明日朝6時22分の到着で御座います~ とアナウンスが流れた。
乗車したのが最後尾11号車だったのをいいことに、列車後尾貫通ドアの窓に顔をつけて流れ去るレールを見つめる。テールランプの光で線路のバラストが赤く照らされ、夜汽車の雰囲気を盛り上げる。
しばらく見入っていたが眠気に襲われ、寝台に戻る。横手に停車したまでは記憶にあるが、目覚めたのはすっかり明るくなった久喜付近である。・・この間、山形で牽引機がED78重連に替わり板谷峠を越え、福島で運転停車してED75へ、更に黒磯でも運転停車してEF65PFに交代劇があったはずだが、すべて夢の中・・・(不覚)


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あまりにも良く寝た朝



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尾久。 EF80+25型の 「 ゆうづる 」 編成




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田端機関区をかすめる



眩しい朝日の中、「今日はいい天気だ、美しい八ヶ岳が拝めるカナ」などと期待しつつ車窓を眺める。 上野には定刻着。6:22





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上野駅18番線に定刻着。




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黒磯からはEF651018(宇)が先頭に立っていた。




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・・山手線に乗り、新宿へ


・・以下続く