懐かしリーズ vol.236
最近廃系列になってしまった183系電車。
この系列にとって、一番の「波乱」は、
やはり
上越新幹線開業の57ー11改正であろう。
新潟運転所に在って、「とき」に運用
されていた183系1000番代は
12連のまま「あずさ」に転じる編成と
(そこで運用されていた189系を差し替えて「あさま」増発に使用)
9連に改組の上、房総に残っていた急行の特急化に
廻る編成とに分かれた。
房総に転じる編成は、クハを地下区間用の
ATC対応させねばならず、
不足分はATC付きを新製、他は取付け改造を行い
クハのみは1500番代となった。
写真は
その改組、改造の「間」を捻出するために
幕張区から応援に入った0番代編成による
「とき」と、
改組は完了、まだ新潟に籍を置いたまま
編成内容だけ房総特急(幕張区)仕様に
なりつつ運用された1000番代「とき」。
改正前の僅かな期間だけ見られた運用である。
1982