あさま銀嶺3号ぶろぐ

ヤフブロより移籍です

1980.6.8 梅雨空の飯山線縦断ルート_4

http://blogs.yahoo.co.jp/tett169/23254503.html
1980.6.8 梅雨空の飯山線縦断ルート_3 の続きです。



日本一の大河に添って・・・・飯山線143D
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1980.6.8  143D 越後川口行  長野13:05→越後川口16:55

キハ55 157  長ナノ   ↑越後川口
キハ28 2510 長ナノ 乗車
キハ55 191  長ナノ    戸狩止
キハ55 211  長ナノ    戸狩止
キハ55 25   長ナノ    戸狩止
キハ20 232  長ナノ    戸狩止

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長野駅で発車を待つ143D



6月8日、今日の長野は晴れたり曇ったりの天気である。2月10日以来
http://blogs.yahoo.co.jp/tett169/20715933.html
長野駅である。 5番線に停車中の143Dの2両目キハ28に席をとり発車を待つ。隣りのホームに新潟から長躯名古屋を目指す急行「赤倉」が入ってきた。結構な乗車率である。
わが143Dはドン行ながら堂々たる6両編成、しかも内5両が急行型である。特に今乗っているキハ28-2500は58系最終増備のタイプで、運転台はパノラミックウインドウ、スカートとスノープロウ、冷房電源とクーラー、耐寒耐雪装備が施された「完成型」であるが、やはり「ドン行」、冷房は動作していない。
ホームの「信州そば」スタンドで月見うどんを食べてお昼とし、発車となる。

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リンゴ畑を抜けて


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豊野で322レと出合う


長野を出ると、長野運転所の脇を通って北長野、三才と過ぎ、豊野に着く。ここでは2月に乗った322レと出合った。 豊野を出ると暫く信越本線と併走、後ろからEF62の荷物列車が追ってくる。しかし、程なく信越本線は左に大きくカーブして荷物列車とは離れ離れになった。
こちらはいよいよ飯山線である。車内はほぼ7割の入り、右に左にカーブを繰り返し、時折20‰以上の勾配もあり、結構線路は険しい。車窓右手に千曲川が見え隠れするが、やはり新潟の河口付近に比べると随分と川幅は狭い。



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飯山線に分け入る


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途中駅で見かけた除雪モーターカー



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替佐で138Dと交換。全3両「バス窓」「色違い」のキハ55・25だ。


幾つかの駅を過ぎ、替佐で長野行の138Dと交換。この列車は3両編成で、先頭が急行色のキハ55、中間が首都圏色のキハ25、後ろがツートン一般色のキハ25と、気動車のカラー見本のような編成であった。
列車が再び動き出す。車窓にはカヤブキ屋根の家がポツリポツリ・・ 信州の田舎らしい風景が続く。 新緑の中、初夏の風が車内を吹きぬけ気持ちよい。 ・・元々、この路線は冬に訪れたかったが何となくきてしまった。飯山線というとイメージするのは「豪雪」だが、いまはのどかなローカル線の風情である。
飯山に着くと今度は140Dと顔を合わせる。車内はこちらとそう変わらずホームも閑散としているが、客の入れ替えはあったようだ。

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飯山では140Dと交換。
こちら同様編成は長いが客はまばらな様子。



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北飯山、信濃平と過ぎ、戸狩に着くと後ろの4両を切り離す。冬場はスキーヤーで賑わうこの駅も今は静かなもの。 係員氏が2両目のキハ28と3両目のキハ55の間に潜り込んでジャンパを外している。ここから先、編成が6両から一挙に1/3の2両になるので車内が込むかと思ったが、さほどでもなかった。
2両の身軽な編成になって東へ進む。 




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戸狩では後ろ4両を切り離し