冠着トンネルを越えると車窓右手がパッと開けて、日本三大車窓のひとつ“田毎の月”で有名な姨捨の風景が広がる。眼下に遠く千曲川が流れ、上田・戸倉から長野の街並み ( いわゆる 「 善光寺平 」 ) と、今日は曇っているがその上には志賀高原が見えるはずである。
稲荷山で上り 『 しなの 』 と交換。
稲荷山に運転停車。上り特急 『 しなの10号 』 を交換退避して篠ノ井着。 169系急行 『 信州1号 』 が 「 赤倉 」 と接続を取るべく停車中。 いよいよ信越本線である。
篠ノ井では 『 信州1号 』 と接続を取る。
『 信州1号 』は終着目前で 「 赤倉 」 に道を譲る。両者の乗り継ぎでは5時間48分で信越本線全区間走破となる。
「 赤倉 」 は長野で列車としての性格が変わる。名古屋からここまでは 「 しなの 」 の補完であったが、ここから新潟までは 「 とがくし 」 などと共に信越都市間連絡のメイン列車ということになる。
長野を出ると飯山線のDCとすれ違った。あちらは長野着所定12:36、こちらは定刻12:44発であるので遅れていたようだ。
空の様子が一段と重々しくなった。・・今にも雪が落ちてきそうな雰囲気である。もう12月も近い信州、いつ雪が来ても不思議はないのかもしれない。
豊野を通過して飯山線と分かれると左へ大きくカーブすると共に黒姫・妙高へ25‰の登りにかかる。信越“本線”といえども、このあたりは単線で高崎~新潟の全区間中いちばんローカルチックな風景が続き、鳥居川に沿って続く線路を再びの山越えである。
稲荷山で上り 『 しなの 』 と交換。
稲荷山に運転停車。上り特急 『 しなの10号 』 を交換退避して篠ノ井着。 169系急行 『 信州1号 』 が 「 赤倉 」 と接続を取るべく停車中。 いよいよ信越本線である。
篠ノ井では 『 信州1号 』 と接続を取る。
『 信州1号 』は終着目前で 「 赤倉 」 に道を譲る。両者の乗り継ぎでは5時間48分で信越本線全区間走破となる。
「 赤倉 」 は長野で列車としての性格が変わる。名古屋からここまでは 「 しなの 」 の補完であったが、ここから新潟までは 「 とがくし 」 などと共に信越都市間連絡のメイン列車ということになる。
長野を出ると飯山線のDCとすれ違った。あちらは長野着所定12:36、こちらは定刻12:44発であるので遅れていたようだ。
空の様子が一段と重々しくなった。・・今にも雪が落ちてきそうな雰囲気である。もう12月も近い信州、いつ雪が来ても不思議はないのかもしれない。
豊野を通過して飯山線と分かれると左へ大きくカーブすると共に黒姫・妙高へ25‰の登りにかかる。信越“本線”といえども、このあたりは単線で高崎~新潟の全区間中いちばんローカルチックな風景が続き、鳥居川に沿って続く線路を再びの山越えである。
長野から客がどっと増え、豊野を過ぎると飯山線が右に分かれる。
関山。 スイッチバックが現役。
同上。
頸城コシヒカリ?の稲刈りが終わり、冬を待つ田んぼの中を。
二本木。 2駅続きのスイッチバックであった。
駅から見るとこんなカンジ?
・・・だいぶ後に撮影。
黒姫・妙高高原とシーズンオフの枯れた高原の風景の中を行くとやがて下り勾配にかかり、関山・二本木とスイッチバック駅を駆け抜ける。このあたり、信越本線随一の豪雪地帯であり、あと一ヶ月もすれば1メートル程度の雪に埋もれるはずである。・・雪原を行く 「 赤倉 」 もいいだろうなぁ。
新井を過ぎ、少し走ると上越市に入る。高田では結婚式帰りと思われる団体が乗り込み、一気に車内が賑やかになった。
左から北陸本線が合流すると直江津着。
いよいよ日本海へ・・・(本土横断急行?)
同上。 ・・・トワイライトエクスプレス?
直江津を出ると信越本線は日本海縦貫線の一部となり複線に戻る。しばらく走ると海が見えてきた。 「 太平洋ベルト地帯 」 名古屋から長躯走りぬけ日本海との出会いである。夕闇迫る日本海は静かな佇まいでそこまで来ている冬に備えているようだった。
柏崎を過ぎ、いよいよ外の様子が見えなくなるとつい眠くなりウトウト・・気づくと何と新津であった。車内放送が入り「長らくのご乗車お疲れ様でした。次は終点新潟です」と告げる。 新潟には18:17、定刻着であった。
以後日没と多客であまり写真がとれず・・・いきなり新潟。 181系である。
上り 『 天の川 』 に乗り継ぐので、再びの大休止。・・駅で撮り鉄。
・・・磐越西線客レ DD51のスチームが盛大に・・
・・モノクロで。
秋田から 『 天の川 』 到着。 やはり進行方向が変わり、スユ16の前にEF58がつく。
・・・以下続く↓